『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』さあ、不思議な世界の虜になろう
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★★★★☆
近ごろは日本にもハロウィンが輸入されてきているようで、この季節になると、あのカボチャのお化け「ジャック・オ・ランタン」が飾られているのをよく見かけるようになった。一年の後半はお盆と夏休みが終わると、ハロウィン、クリスマス、お正月へとなだれ込む。
イベント事は和洋折衷、楽しければ何でもあり。「踊らな、損」といったところか。
ハロウィン、クリスマスとくれば、この映画、タキシードを着た手足の長〜いがい骨お化け「ジャック」が登場する『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』である。もう10年以上、愛されているキャラクターを生んだ奇才ティム・バートンの名作だ。
いたずら好きなお化けが住人の「ハロウィンタウン」。今年もハロウィンは大盛り上がりで終了した。しかしハロウィンタウンの王、ジャック・スケリントンは違った。毎回変わらないイベントに辟易していた。
そのことに頭を悩ませながら一晩森を徘徊していると、不思議な扉の付いた木を見つける。扉を開いたジャックは、見たこともない楽しい世界「クリスマスタウン」にいた。
クリスマスの電飾に、白く降り積もる雪、きれいにラッピングされたプレゼン――初めて見る陽気な世界に魅了されたジャックは、ハロウィンタウンでクリスマスを作ろうと考える。
そして、ハロウィンのお化けによる、おかしなクリスマス作りが始まる。サンタクロースを誘拐し、ジャックサンタがクリスマスの夜の空をそりで駆け巡る。恐怖のプレゼントにクリスマスタウンは大混乱。ジャックも危険な目に遭うことになる。
ストップモーションアニメで作り出された奇妙で愛くるしいお化けたちが登場する不思議な世界観が、秀逸。完全なCGとは違う手作り感あふれるお茶目なお化けたちが歌いながら物語りは進行するのだが、何度見ても飽きない魅力はそれによる。ティム・バートンの世界観には恐れ入る。
なんとなく教訓めいたストーリー展開もあって、本作は名作と呼べるんじゃないだろうか。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの原案・キャラクター設定
ティム・バートン
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの製作
ティム・バートン
デニーズ・ディ・ノー
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの監督
ヘンリー・セリック






















