『ユージュアル・サスペクツ』どんでん返しに唸るしかない


VN:F [1.9.22_1171]
あなたの映画評価は何点?
Rating: 3.9/5 (15 votes cast)
映画の評価(5点満点)

★★★★★

思わず、唸らされる映画というのがある。そういう映画は物語りが作り込まれていて、良い意味で意表を突いてくれる。

そんな心地良いだまされた感に、頭をなでるしかないのが『ユージュアル・サスペクツ』だ。練り込まれた見事な作り。最初は誰もがだまされるはずだ。そんなことないと言う人がいれば、それはペテン師に違いない。気を付けろ。

GramercyPictures/Photofest/MediaVastJapan

GramercyPictures/Photofest/MediaVastJapan



貨物船の爆発炎上事故が起こる。事件現場に居合わせたヴァーバル・キントがしょっぴかれ、デビッド・クイヤン捜査官は尋問を開始する。

徐々に口を割るヴァーバルはニューヨークでの6週間前の出来事を話し始める。ヴァーバルはじめ5人は銃器強盗の容疑で警察に集められたことをきっかけにして、宝石強盗のあるヤマで協力することになる。だが、宝石だと思っていた品は実は麻薬だったため、面倒なことに。

そこに現れたのは、伝説の犯罪王“カイザー・ソゼ”の代理人。コバヤシと名乗る代理人はソゼからの命令として5人に、貨物船で行われる麻薬取引を襲撃するように言い残す。命令に従うことを嫌う5人だが、ソゼの力の強大さにひれ伏すしかない。リーダーだったキートンを中心にして、貨物船へ向かったという。

事件の黒幕カイザー・ソゼとは一体何者なのか、クイヤン捜査官はヴァーバル捜査官は尋問の中でそれを暴いていくが……。

あまり書き進めるとネタバレになるので割愛するが、結末に待ち受けているものは、あまりに衝撃的。いたるところに伏線が張り巡らされているのだが、それに気付くことはできないだろう。何度も見返して「へーそうなのね」と唸らされるのが落ちだ。(詳しい解説はこちらで読める。もちろんネタバレ注意

このような回想話によるトリックは黒澤明監督の『羅生門』と似たようなものだが、ここまで練り込まれた作りには閉口するばかり。まだ見たことがなければ、ぜひとも心地良くだまされてほしい一作だ。

カイザー・ソゼの正体を見抜いてほしい。

ユージュアル・サスペクツの監督
ブライアン・シンガー
ユージュアル・サスペクツの出演
ケヴィン・ポラック
スティーヴン・ボールドウィン
ベニチオ・デル・トロ
ガブリエル・バーン
ケヴィン・スペイシー
チャズ・パルミンテリ

『ユージュアル・サスペクツ』どんでん返しに唸るしかない, 3.9 out of 5 based on 15 ratings

タグ: ,

トラックバックURL(お気軽にどうぞ)