『猟奇的な彼女』男はマゾな生き物なのだ


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★★★★☆

男というのはやっぱりどこかマゾなところがあって、それは仕方ないところがある。ちまたでは草食系男子がどうのこうの言われているが、女性が強い方がよいということは多々あるわけで、それが世のバランスというものだろう。

韓国映画の『猟奇的な彼女』は、そんな男心をとらえた純愛ラブコメディ。たぶん韓国男子諸君だけでなく、日本男子みんなもこういうのが好きだ、と思う。そ、そうだ、よね? みんな。

猟奇的な彼女


地下鉄のホームで線路に落ちそうになっている酔っ払いの女性を助けた工学部の大学生キョヌ。地下鉄の中で乗客に向かって絡み出し、車内でゲロを吐くとんでもない女性。キョヌに向かって「ダーリン」と言い残して倒れたことから、彼女を介抱せざるを得なくなる。駅に1人取り残すわけにもいかず、モーテルに運び込むが、警察に踏みこまれ、翌日には彼女から呼び出され、昨晩のことを問いただされる始末。挙句の果てにはキョヌの授業中にもやってきて、連れまわされる。

だが、この彼女、おとなしければ可愛くて、キョヌの理想のタイプ。「ぶっ殺されたいの?」と言われ、殴り飛ばされながらも、彼女に振り回されるのが好きなのだ。

そんな彼女にも過去がある。将来を誓い合った彼氏と1年前に死に別れ、キョヌにその彼氏を重ね合わせていた。心やさしいキョヌに次第に心引かれる彼女もどう心を落ち着けていいのか、戸惑っていたのだ。彼女の提案で2年間時間をおくことになるのだが、2人は2年後に思い変わらず、再会することができるのか――。

この大学生キョヌの気持ちが怖いほどに分かってしまう自分なのだが、絶対にそういう男性は多いはず。しかも、彼女にそんな過去があっての‘猟奇的な’二面性が理由だとしたら、そりゃ惚れないわけがないわけで。このストーリーを考えた人を尊敬してしまう(笑)。

たぶん、女性もこの物語にひかれるところがあるはずで、後半はまったくもって韓国のお得意の純愛モードまっしぐら。思い出の木のエピソードなんか、もう純愛物としては素晴らしすぎる演出じゃないだろうか。

韓流ドラマがはやった理由をいまさらながらに痛感してしまった気がする。こんなに姑息な恋愛ドラマばっかりなら、そりゃはまるわ。恐れ入りました。

猟奇的な彼女の監督
クァク・ジェヨン
猟奇的な彼女の出演
チョン・ジヒョン
チャ・テヒョン
キム・インムン
ソン・オクスク
ヤン・グムソク
ハン・ジニ
キム・イル

『猟奇的な彼女』男はマゾな生き物なのだ, 4.0 out of 5 based on 5 ratings

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