『300<スリーハンドレッド>』戦うマッチョな英雄たち


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映画の評価(5点満点)

★★★★☆

男というのは、なぜか儚(はかな)い生き方に憧れるものだ。強く儚い人生を歴史に刻み込みたいと思っている。だからいつの時代も戦いに夢中になる。相手が強大なであればあるほど、身震いしながらも奮い立つ。それが男という生き物だ。

ペルシア戦争、テルモピュライの戦いをモチーフに『300<スリーハンドレッド>』は、劇画のようなスタイリッシュな映像でスパルタ軍の強さをこれでもかと強調してみせる。男なら一度は夢中になった「北斗の拳」並みのとんでもない映画だ。

300 <スリーハンドレッド>


時は紀元前480年――小国スパルタを飲み込もうとペルシア帝国軍が迫っていた。スパルタ王のレオニダスは無条件降伏を迫るペルシア帝国の大王クセルクセス使いを葬り、宣戦布告する。

レオニダスは鍛えられた精鋭300人を従え、テルモピュライでペルシア軍を待ち受ける。ペルシア軍は100万、圧倒的な数と化け物をこれでもかと繰り出し、スパルタ軍に襲い掛かる。士気と練度の高いスパルタ軍は地の利を生かし、一蹴してみせるが。

この映画にとってストーリーなどおまけにすぎない。マッチョに引き締まったスパルタ軍が剣と盾だけで、もはや人間とは思えない巨大な化け物軍をバッサバッサとなぎ倒すだけの映画なのだ。しかし、それだけでも十分な価値がある。なにせ、巧みなカメラワークとスローモーションで、戦場を駆け巡るスパルタ軍の鍛え抜かれた筋肉の躍動をこれでもかと見せ付けてくれるからだ。この映像には誰しも興奮するはずだ。

しかも相手は巨大で醜い悪の化身のようなやつらとくれば、直感的に少人数のスパルタ軍に肩入れしたくもなる。相手が悪すぎるため結果は見えているのだが、それだけに戦う姿が美しい。強大な敵に挑むスパルタの英雄たちを見ていると、男とはこうあるべきなのだ、ととうとうと語りたくなる。

なんか妙に興奮してきた。腕立てでもするか。

300<スリーハンドレッド>の監督
ザック・スナイダー
300<スリーハンドレッド>の製作総指揮・原作
フランク・ミラー
300<スリーハンドレッド>の出演
ジェラルド・バトラー
レナ・ヘディー
デイビッド・ウェナム
ドミニク・ウェスト
ビンセント・リーガン

『300<スリーハンドレッド>』戦うマッチョな英雄たち, 3.7 out of 5 based on 6 ratings

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