『マグノリアの花たち』ユーモアありの女の友情物語


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★★★☆☆

マグノリアの花たち』はアメリカ南部ルイジアナの小さな町の日常を舞台に6人の女たちの友情を描いた作品。彼女たちの群像劇は決して幸福なものばかりではないが、ユーモアありの女の友情物語なのだ。

マグノリアの花たち


ルイジアナの小さな田舎町。トゥルーヴィの経営する美容室にアネルがやってきた。近所のマリンの夫は鳥を追い払おうと銃を撃ちまくっているが、なかなかうまくいかないでいる。

そう、今日はマリンの娘シェルビーの結婚式。トゥルーヴィの美容室では、マリンとシェルビー、前町長の未亡人クレリーが談笑しながら髪を結ってもらっていた。ところが突然、シェルビーの様子がおかしくなる。持病の糖尿病の発作が起きたのだ。その後、ウィザーが愛犬を連れて怒鳴り込んでくる。鳥を追い払う銃声に愛犬がおかしくなっているとの苦情だ。いびつで奇妙な女性たちはいがみ合いながら、助け合いながら毎日を過ごしていた。

結婚したシェルビーはその後妊娠する。糖尿病を持つため医者から妊娠しないようにと止められていたこともあり、母親のマリンは出産に反対するが、シェルビーは子供を生むことを決意。無事に出産を終えたものの、そのストレスから腎臓が悪くなる。母からの腎移植によって再び普段の生活に戻るが……。

『マグノリアの花たち』は作家ロバート・ハーディングの同名の戯曲の映画化という。演劇の戯曲らしい自分物描写が随所に見られるが、こういう作品をスクリーンに持っていくのは難しい。成功なのか、失敗なのか、判然としないが、映像で見た限りダレていると感じた。戯曲らしい戯曲こそ、映像ではなかなかその魅力が伝わってこないのだ。やはり映画には映画の、演劇には演劇のパッケージングというものがあるのだろう。しかし、豪華な女優陣によって描かれる女の友情はなかなか面白い。

最後に、僕らの人生はただ過ぎ去っていくだけにすぎないというある種の達観した感想を抱けるところは、ハーディングの戯曲のなせる技なのかもしれない。いやいや、華麗な演技派の出演陣のためか?

マグノリアの花たちの監督
ハーバート・ロス
マグノリアの花たちの脚本
ロバート・ハーリング
マグノリアの花たちの出演
サリー・フィールド
ドリー・パートン
シャーリー・マクレーン
ダリル・ハンナ
オリンピア・デュカキス
ジュリア・ロバーツ
トム・スケリット

『マグノリアの花たち』ユーモアありの女の友情物語, 3.0 out of 5 based on 2 ratings

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