『華氏911』旬は過ぎてもムーア×ブッシュは抜群の食い合わせ
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★★★☆☆
プアーです。ドキュメンタリー映画のよいところは「その国の文化を垣間見れること」+「頭が良くなった気がすること」の2つである。普段肉体労働をなんてやってると、たまには賢くなるものでも見ないとという殊勝な義務感が頭をもたげてくるのだが、この手のドキュメンタリーを見ながら思うのは「まあ、元が馬鹿だとこの手の映画を見ても賢くなる気がするけど、あくまで気分だよね」といった残念な感想である。ま、そこに気づくだけでも知性の残しが残ってると信じたい。
今回取り上げるのは、マイケル・ムーア監督の『華氏911』である。内容はご存じ、ブッシュJrの悪口を詳細に訴えますというもの。
さて本作『華氏911』は終始ブッシュ大統領の悪口を言ってるのだが、冷静に考えてみたらすごい話である。日本に置き換えると麻生前総理だの鳩山総理だのの悪口をずーと映画で垂れ流すようなもの。大体からテレビからしてアメリカというのは「次の選挙は自民党に入れましょう」とか平気でのたまっちゃうようなお国柄である。さすが、自由が国、僕的には狂ってるとは思うが非常にうらやましい。
しかも、どう考えてもブッシュJr大統領は歴代大統領と比べても最悪レベル。ルーズベルトやケネディーと本当に並べていいの? というスンゴイ御仁。さすがにそこまで悪いと、極端な論旨展開をしてるマイケル・ムーア監督もそれほど異常に見えない。終始、悪口を垂れ流されてもまったく不思議に思えないブッシュもどうかと思うけど、マイケル・ムーア監督との食い合わせは抜群によい。
パートナーがレビューした『ブッシュ』も合わせて見ると、「あぁ身のほどを知るって重要なんだな」と感慨深くなるのは間違いない。オススメな見方である。既にちょっと旬を外している気もするけど、ブッシュに興味がある人は見ても損はない?!
華氏911の監督・脚本
マイケル・ムーア























マイケル・ムーア監督『華氏911』…
最近、ドミュメンタリー映画が人気があるそうだ。 ”泣ける”とか、”せつない”という小説のタイトルについた修飾文よりも、現実の世界はよりドラマチックで尚深いのだろう。 先日鑑賞した最もホットなドキュメンタリー映画の『シッコ』があまりにも素晴らしい作品だったので、マイケル・ムーア監督の『華氏911』もお試し。 この童顔で太ったムーア監督のたくらみがプロパガンダにあることが明々白々なのだが、かの個人主義のフランス人だけでなく、当事者母国の人々や我々すら、その意図にあっけなくノレルというのは、いったいなんな…