『マイケル・コリンズ』社会派映画はいかが


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映画の評価(5点満点)

★★☆☆☆

プアーです。労働者階級に位置する僕だが、年に何度か「いっちょ、社会派作品でも見てみっか」という殊勝な気持ちになることがある。肉体的に汗を流すのもいいが、たまには頭で汗を流すのもいいかなということで、映画『マイケル・コリンズ』をチョイス。

マイケル・コリンズ


正直マイケル・コリンズはおろか、アイルランドすらよく知らない。アイルランドってイギリスの一部じゃないの? その程度の知識である。実際アイルランド独立問題はなかなか複雑で、グーグル先生やウィキぺディア先生のご指導により、イギリス近くにあるアイルランド島は南部と北部に分かれいて、北部はイギリス連邦だが南部は独立国家としてイギリスと交戦、現在は休戦中だってことが分かった。

そして、マイケル・コリンズはこのアイルランド独立運動のときに活躍し、その後、政敵に殺される。日本でいう坂本竜馬のポジションに近い。

さて、肝心の映画の内容だが、2時間ちょいの時間で展開されるななかなの力作。さすがに30代になってくると、歴史物で2時間越えの映画を見るのは気合が必要だ。しかし、本作は編集が巧み。ハリウッド映画や、現代アメリカ、イギリスドラマをよく研究しているのようで、エンターテイメント作品としても十分だ。

また、あの『ダイ・ハード』で敵方のボス、ハンス・グルーバー役を見事に演じたアラン・リックマンを久しぶりに悪役で見ることができた。相変わらずの演技達者である。悪の大ボス感がにじみ出ていて素晴らしい。特殊メイクなしにここまで悪役として映える役者というもの珍しいのではないか。映画界はもっと重用してほしい。というか、重用しろ!

映画の内容に関して、他の人が書いた感想やグーグル先生によると、事実と反する個所があり、マイケル・コリンズが英雄的に描かれすぎているという批判があるようだ。とはいえ、映画というのは事実を語るものでなく、エンターテイメント作品である。意図的で明確な嘘でないかぎり、観客を楽しませてくれればそれでいいと思う。映画経由で歴史に関心を持った僕が上澄みだけでもアイルランドのことを調べてるわけで、それだけで教育効果がある。そのような関心を喚起するのが映画本来の効用であり、役割だと思う。その点、この映画は十分に及第点に達してると思うが、どうであろう。

マイケル・コリンズの監督
ニール・ジョーダン
マイケル・コリンズの製作
スティーヴン・ウーリー
マイケル・コリンズの出演
リーアム・ニーソン
ジュリア・ロバーツ
エイダン・クイン
アラン・リックマン
イアン・ハート
スティーヴン・レイ
チャールズ・ダンス

『マイケル・コリンズ』社会派映画はいかが, 3.0 out of 5 based on 3 ratings

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