『ノウイング』細かいことは気にするな


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映画の評価(5点満点)

★☆☆☆☆

“This is not end.” “I know.”

ニコラス・ケイジ主演の終末ムービー『ノウイング』。頭を空っぽにして見るなら、謎めいたストーリー展開にのめり込める。が、観劇後には薄っぺらいありがちな話だったことに気づかされる。家族との絆を描いたのだとしたら、飛んだ失敗作だ。

ノウイング

© 2009 Summit Entertainment, LLC.

50年前に封印された小学校のタイムカプセル。思い思いに50年後の世界を描いた絵を封印した。1人の少女は数字の暗号を納めでいた。

50年後――それを手にしたのは、宇宙物理学者ジョンの息子ケイレブだった。ジョンはその晩、息子が持ち帰った数字の意味に気づき、愕然とする。未来の災害や事故を予言していたのだ。明後日に迫る事故の予言を未然に防ごうと動くが、待ち受けるのは抗うことのできない運命だった。

ニコラス・ケイジの演技は見応えがある。ただ、この映画では彼ぐらいしか目立った登場人物はいない。彼の演技がなければB級になってしまいそうだ。もちろん、涙を誘うような演技を期待してはいけない。とにかくウイスキーを片手にしている姿が多く、何かに悩んでいることは分かるが、家族との関係の描き方が粗すぎるからだ。感情移入するのは難しいだろう。

素直に楽しむなら、細かいストーリーテリングの稚拙さには目をつむり、彼の演技を楽しむのがオススメ。いろいろ考えると、何かと無理がありすぎ、興ざめする。

終わってみると、どこかで見たことがあるような映画だな、と思わされる。物語に個性が見られないのが残念。ドラマの要素が少ない終末ムービーというのは、そういうものと割り切って見ることが必要だ。

ノウイングの監督・製作・脚本
アレックス・プロヤス
ノウイングの出演
ニコラス・ケイジ
チャンドラー・カンタベリー
ローズ・バーン
ララ・ロビンソン
ベン・メンデルソーン

『ノウイング』細かいことは気にするな, 3.0 out of 5 based on 5 ratings

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