『スカイライン-征服-』だだただ“悲惨”


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映画の評価(5点満点)

★★☆☆☆

正直に言おう。この映画は“悲惨”だった。まず描かれているストーリー自体が悲惨ということもあるのだが、それ以上にオリジナリティーがほとんどないのがいだけない。しかも、期待すべきCGやVFXも迫力満点とはいかないので、映画館で見る価値はなかったかもしれない。

スカイライン-征服-

事前に情報を収集して映画館に足を運ぶ人は、こういう初歩的なミスはしないかもしれないが、多くの観客が映画『スカイライン-征服-』に求めているのは、言うまでもなく、CGやVFX満点のサイエンスフィクションだろう。突然UFOが大都市に飛来してきて地球を滅ぼそうとするが、人類がそれに打ち勝つ、というよくあるアレである。予定調和なストーリーなのだが、大画面のスクリーンは迫力満点なのでハラハラしながら、最後にはハレバレとした気持ちになりたい。『インディペンス・デイ』以降、この手の作品にはどうしてもこの役割が期待されている。不覚にも自分もそうだった。

スカイライン-征服-

もちろん、この手の映画にはハッピーエンドにならないものも結構あり、残念なのだが、この『スカイライン-征服-』はビンゴでこっちにあたる。鑑賞後の後味の悪さはもちろんこれが原因なのだが、それは事前に調べなかった自分が悪い。誰も責めることはできない。だがしかし、この作品が悲惨さを極めているのは、実はすでにどこかで見たことがあるようなシーンや設定が組み合わさっただけの作品に感じてしまう点だ。『インディペンス・デイ』だとか、『宇宙戦争』だとか、『ミスト』だとか、『クローバーフィールド/HAKAISHA』だとか、たぶんこの手のいろんなものをごちゃ混ぜにして、ポンッしただけ。オリジナリティがないというか、ちゃんと練り込んで作られた感じがないのである。

監督は、『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』のストラウス兄弟。どうやら監督としてよりもVFXの方が専門の様子。気持ち悪い地球外生命体に凝るよりも、もっとUFOとの空中戦だとか迫力のあるシーンで圧倒してくれれば、内容がなくても許せたような気がする。これがストラウス兄弟の個性なのかもしれないが、むりして監督業に首を突っ込む必要はなさそうだ。

スカイライン-征服-の監督
ストラウス兄弟
スカイライン-征服-の製作
グレッグ・ストラウス
コリン・ストラウス
クリスチャン・ジェームズ・アンダーソン
ジョシュア・コーデス
スカイライン-征服-の撮影監督
マイケル・ワトソン
スカイライン-征服-の出演
エリック・バルフォー
クリスタル・リード
スコッティ・トンプソン
ブリタニー・ダニエル
ドナルド・アデオサン・フェイソン

『スカイライン-征服-』だだただ“悲惨”, 4.0 out of 5 based on 4 ratings

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