『キャプテンEO』約17分の至極の輝き


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★★★★☆

マイケル・ジャクソン急死の悲報を受け、「東京ディスニーランド」で14年ぶりに復活上映されている『キャプテンEO』。子供のころに一度体験した記憶があるが、ついに再会のときがやってきた!

キャプテンEO

ディズニーランドのアトラクションの1つだけあって、映画『キャプテンEO』は「見るもの」というよりは「体験するもの」といったほうがいい。今では通常の映画館でも見られるようになった3D上映であるのはもちろん、座席から水しぶきが飛び出したり、振動したり、ライトが光ったり、と映画館ごとの仕掛けとともに楽しむスタイル。1980年代後半~1990年代前半のオリジナルアトラクションでは、さらにスモークやレーザービームの演出もあったようだが、いまだに映画の一歩先をリードしており、その輝きは失われていない。

こうした演出も醍醐味の1つではあるが、映画自体の出来もいい。内容は、色彩を失い、荒廃した惑星のおどろおどろしい女王に、若かりしマイケルがキレのあるダンスと歌声によってチャレンジするというファンタジーSFで、約17分という短時間に、マイケルの思想やら魅力がふんだんに盛り込まれている。登場するキャラクターの作りには、映画『スター・ウォーズ』の影響を色濃く感じるが、それもそのはず、制作総指揮はジョージ・ルーカスが、なんと監督はフランシス・フォード・コッポラが担当。約17分という上映時間には、ハリウッドの豪華絢爛なエキスが凝縮されているのである。

キャプテンEO

再体験してみると、1980年代当時の3D立体視技術はまだ未熟だったのか、左右の目で見る映像がズレるクロストークがひどい場面もあるが、それは時代のせいでしかない。この点を差し引いても、マイケルの素晴らしさを五感で体感できる貴重なアトラクションであることに変わりはないだろう。マイケルの死後1年半以上が経過した今、いっときの見直しブームは過ぎ去ってしまったが、ファンのためにロングランを期待したい。

キャプテンEOの制作総指揮
ジョージ・ルーカス
キャプテンEOの監督
フランシス・フォード・コッポラ
キャプテンEOの出演
マイケル・ジャクソン
アンジェリカ・ヒューストン

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