『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』満足度は高い。ファン必見である


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映画の評価(5点満点)

★★★★☆

実際のショーを見たことない人が、この映画『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』に引かれることはあまりないかもしれないが、一度見たことがある人なら、この映画は彼らのショーの魅力をうまい具合に引き出していると思うはず。

シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語

僕はアメリカ・ラスベガスのホテル「ベラージオ」で公演されている、代表作「O」(オー)が初体験だったのだが、その世界観に度肝を抜いてしまった。彼らのパフォーマンスは、とにかくファンタジーで、マジカルで、アーティスティックなのだ。

エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、カナダ・ケベック州モントリオールに本部を持ち、アメリカ・ラスベガスを中心に常設シアターを設け、極めて芸術性の高いエンターテインメントショーの公演を世界各地で行っている。ジャンルとしてはサーカスに分類されるのだと思うが、そのストーリー性、劇場の演出、音楽性、そして演者のパフォーマンスのクオリティ、このどれをとっても群を抜いており、ショーを見た者は必ず魅了されてしまう。

日本でも何年か前、東京ディズニーリゾート内に待望の常設シアターができ、オリジナル演目「Zed」(ゼッド)が公演されたが、残念ながら2011年をもって終演してしまった。とはいえ、仮設テントでは味わえない常設シアターならではのショー体験ができ、その満足度は高かった。

前置きが長くなってしまったが、シルク・ドゥ・ソレイユのショーはそれくらいスペシャルな作品なのである。

この映画『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』は、そのリアルなショーを体験したことがある人なら、3D上映というちょっと高めの料金を払っても見に行く価値があると思う。すべての常設シアターに足を運んでショーを見ることはなかなかできないが、映画であれば、その醍醐味くらいは味わえるからだ。ちなみに、この映画では、すべてのパフォーマンスではないが、結構な演目のダイジェストが見られる。

シルク・ドゥ・ソレイユのショーにおいて、突如として非日常的なマジカルな世界に引き込まれていくというストーリーはお決まりの展開だが、この映画もそんなシルク・ドゥ・ソレイユらしいストーリー演出で始まり、各地のパフォーマンスを一気見していく形となっている。その世界は、もう見てもらうしかないのだが、臨場感のある3D映像によりスクリーン越しでもかなりの迫力で楽しめる。

セリフはほとんどなく、「映画を見た」というよりは、やはり「シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスを見た」という感覚に近い。それはそれで、この映画の製作総指揮であるジェームズ・キャメロンや、映画『シュレック』や映画『ナルニア国物語』で知られる監督アンドリュー・アダムソンの狙いどおりなのだろう。劇場に足を運ぶ観客の多くもそれを望んでいるのだろうから、観客は選ぶかもしれないが、マッチする観客の満足度は非常に高いはずだ。

繰り返すが、シルク・ドゥ・ソレイユファン、必見である。

シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語の監督
アンドリュー・アダムソン
シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語の製作
ジェームズ・キャメロン

『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』満足度は高い。ファン必見である, 2.3 out of 5 based on 3 ratings

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