『ハンナ』色褪せないシアーシャ・ローナンの透き通った存在感


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映画の評価(5点満点)

★★★☆☆

プアーです。期待ハズレだの、思ってたよりもつまらないだのと、ネット上で酷評されていた映画『ハンナ』。まったく期待せずに鑑賞したところ、これが面白いじゃないか!

ハンナ

もちろん、本作を酷評する人の気持ちもよく分かる。もっとオーソドックスに作り込めば、『ニキータ』や『ジェイソン・ボーン』シリーズのように、100人が見たら100人が楽しめるアクション物としての飛躍が望めただろう。しかし、変にロードムービー的な要素を混ぜた『ハンナ』は、珍妙な作品に仕上がってしまった。カツ丼を食べに行ったら、サンドイッチが出てきたような肩透かしをくらった感じである。これでは、お客さんもクレームを入れたくなるはずだ。

では、あえて『ハンナ』を“サンドイッチ作品”とした捉えたらどうだろうか? すると、実はそこまでひどい作品ではない。ビビッドな映像、アンダーワールドな音楽は、ズバドンと世界観にハマっているし、主人公ハンナ役のシアーシャ・ローナンの吸引力は特にすごい。研究所から脱出する際に振り返るシーンがあるのだが、このワンシーンは、作品をワンランク格上げするほどの力がある。とにもかくにも、化け物じみた存在感なのだ。映画の筋を忘れたとしても、この透き通った主人公の存在感は色褪せないはずだ。

ハンナの監督
ジョー・ライト
ハンナの脚本
セス・ロックヘッド
デイヴィッド・ファー
ハンナの出演
シアーシャ・ローナン
エリック・バナ
ケイト・ブランシェット
オリヴィア・ウィリアムズ
トム・ホランダー

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