『クローバーフィールド/HAKAISHA』パニックへダイブ


VN:F [1.9.22_1171]
あなたの映画評価は何点?
Rating: 3.8/5 (5 votes cast)
映画の評価(5点満点)

★★☆☆☆

たとえ知人であっても、プライベートパーティーのホームビデオを見るのは退屈だ。あいそ笑いをしてその場をしのぐしかない。しかし、そこに映っている出来事がただごとでなければ話は違う。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、アマチュアのホームビデオ感覚を取り入れることで、普通とは違う映画体験をさせてくれる。

クローバーフィールド/HAKAISIN

(C)2008 Paramount Pictures. All rights reserved.


副社長として日本への栄転が決まったロブ。ニューヨークのダウンタウンでは栄転を祝うサプライズパーティーが開かれていた。ビデオ撮影を頼まれた友人のハッドは、友人たちからのビデオメッセージ集めに余念がない。

そんな最中、ニューヨークの街に爆発音が響き渡る。テレビのニュース速報は近くであることを伝えている。確認のために屋上に出ると、ただの爆発ではない。攻撃のような何かが起こっていた。ビルから逃げ出した彼らが目撃したのはなんと――。

クローバーフィールドは、この恐怖をハットの撮影するホームビデオ映像を通して描く。パニックになった大都会を逃げ惑う『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』といった感じだ。手持ちのホームカメラのごとくの揺れやフレーミング、話し掛けるような演出で、この大惨劇を一緒に体感できる。

残念なのは、爆発が起こるまでが退屈で仕方ないことだ。赤の他人のパーティー映像で、酔っ払った連中の誰が誰と寝ただとか、どうでもよい話に付き合わされるのだ。もちろん、最後に伏線が張られてはいるのだが、最初が苦しいのが残念だ。

とはいえ、音楽もなしに90分近くを見せ切るのは、アマチュアのホームビデオの視点で描いたアイデアのたまものだろう。

そうそう、少々揺れすぎるので、酔いやすい人は注意されたし。

クローバーフィールド/HAKAISHAの監督
マット・リーヴス
クローバーフィールド/HAKAISHAの出演
マイク・ヴォーゲル
ブレイク・ライヴリー
リジー・キャプラン
マイケル・スタール=デヴィッド
オデット・ユーストマン

『クローバーフィールド/HAKAISHA』パニックへダイブ, 3.8 out of 5 based on 5 ratings

タグ: ,

トラックバックURL(お気軽にどうぞ)