『クローバーフィールド/HAKAISHA』パニックへダイブ


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映画の評価(5点満点)

★★☆☆☆

たとえ知人であっても、プライベートパーティーのホームビデオを見るのは退屈だ。あいそ笑いをしてその場をしのぐしかない。しかし、そこに映っている出来事がただごとでなければ話は違う。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、アマチュアのホームビデオ感覚を取り入れることで、普通とは違う映画体験をさせてくれる。

クローバーフィールド/HAKAISIN

(C)2008 Paramount Pictures. All rights reserved.


副社長として日本への栄転が決まったロブ。ニューヨークのダウンタウンでは栄転を祝うサプライズパーティーが開かれていた。ビデオ撮影を頼まれた友人のハッドは、友人たちからのビデオメッセージ集めに余念がない。

そんな最中、ニューヨークの街に爆発音が響き渡る。テレビのニュース速報は近くであることを伝えている。確認のために屋上に出ると、ただの爆発ではない。攻撃のような何かが起こっていた。ビルから逃げ出した彼らが目撃したのはなんと――。

クローバーフィールドは、この恐怖をハットの撮影するホームビデオ映像を通して描く。パニックになった大都会を逃げ惑う『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』といった感じだ。手持ちのホームカメラのごとくの揺れやフレーミング、話し掛けるような演出で、この大惨劇を一緒に体感できる。

残念なのは、爆発が起こるまでが退屈で仕方ないことだ。赤の他人のパーティー映像で、酔っ払った連中の誰が誰と寝ただとか、どうでもよい話に付き合わされるのだ。もちろん、最後に伏線が張られてはいるのだが、最初が苦しいのが残念だ。

とはいえ、音楽もなしに90分近くを見せ切るのは、アマチュアのホームビデオの視点で描いたアイデアのたまものだろう。

そうそう、少々揺れすぎるので、酔いやすい人は注意されたし。

クローバーフィールド/HAKAISHAの監督
マット・リーヴス
クローバーフィールド/HAKAISHAの出演
マイク・ヴォーゲル
ブレイク・ライヴリー
リジー・キャプラン
マイケル・スタール=デヴィッド
オデット・ユーストマン

『クローバーフィールド/HAKAISHA』パニックへダイブ, 4.0 out of 5 based on 2 ratings

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2 Comments

  1. 『クローバーフィールド/HAKAISHA』’08・米…

    あらすじとあるニューヨークの夜、日本への転属が決まり赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。そのパーティーの最中、突然、とてつもない爆音が聞こえ彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受け……

  2. Patsaks より:

    クローバーフィールド HAKAISHA…

    クローバーフィールド HAKAISHAは、公開前からWebサイトなどを駆使して、事実であるように演出する。インターネットに依存した現代社会を利用したブレア・ウィッチ・プロジェクトにつぐ、新しい手法の映画。

    アメリカ国防総省が保管している、ニューヨークのセントラルパークで回収したホームビデオで撮影された映像を再生すると言うところから始まる。
    クローバーフィールドは、このホームビデオで撮影された映像をそのまま流すのだ。
    主人公ロブのビデオカメラで、プライベートな映像が入っていたり、日本への…

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