『ワールド・オブ・ライズ』信じられるのは誰か?


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★★☆☆☆

「人をだますより、だまされる方がいい」と思うのは平和ボケした日本人の甘い感覚。命を掛けたばかし合いだったら、勝つしかない。どんな手を使っても。

そんな用心にこしたことのない世界が『ワールド・オブ・ライズ』。疑心暗鬼の世界だ。

ワールド・オブ・ライズ

(c)2008 Warner Bros. Entertainment Inc.


中東を担当するCIA工作員のロバート・フェリスは、イラクで国際的なテロリストのリーダーへ通じるアジトの情報をつかむ。米ワシントンの本部から遠隔でロバートを支援するエド・ホフマンから、ヨルダンへ飛ぶように命じられる。

ロバートはヨルダンの諜報機関のトップ、ハニの協力を得ることに成功した。条件は嘘をつかないことだ。実利のためにハニを利用しようと本国から画策するエドによって、ロバートは窮地に立たされる。

ワールド・オブ・ライズは新手のスパイ映画に過ぎないが、見所はハイテクな米国の諜報活動。無人偵察機を操り諜報員を上空から監視し、携帯電話で指示を出す。ショッキングな演出だ。

上空から地上を捉える画像はGoogleマップなどで簡単に見られるようになったが、リアルタイムに様子を鳥瞰して見られるのはまだまだショックなものがある。しかも、本部は子供の送り迎えをしながら携帯で指示を出しているではないか!

当の現場は情報だけではやっていけない。駆け引きの世界。仲間が交戦で次々に失われる。中東は冷徹なテクノロジーだけではやっていけない人間的なところがある。

最後に信じられるのは、遠くから指示を出す仲間か、同じ現場で生きるものか、答えは自明だ。

ワールド・オブ・ライズの監督
リドリー・スコット
ワールド・オブ・ライズの出演
レオナルド・ディカプリオ
ラッセル・クロウ
マーク・ストロング
ゴルシフテ・ファラハニ

『ワールド・オブ・ライズ』信じられるのは誰か?, 3.0 out of 5 based on 3 ratings

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