『ミュンヘン』報復が英雄を生みだす

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★★★☆☆

憎しみは報復を生み、報復はさらなる憎しみを生む。こういう不幸な連鎖は歴史的には何度も繰り返されているわけで、多様性というのはたびたび悪い側面ものぞかせる。

スティーブン・スピルバーグ監督がミュンヘンオリンピック事件を映画化した『ミュンヘン』は、1972年というまだ遠くない過去に起こった実際の出来事を生々しく描いている。人間の憎悪というのは本当に恐ろしいものだ。

ミュンヘン

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『スーパーサイズ・ミー』うらやましいようなマック漬け30日間

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★★★☆☆

マクドナルドといえば、ジャンクフードの代名詞。日本のマックは最近、あの手この手を繰り出してイメージチェンジを図っている様子だが、所詮ジャンクフードには変わりない。30日間マックを食べ続けたらどうなるんだろうか?

そんなバカな試みを真面目なドキュメンタリーに仕立てたのが、『スーパーサイズ・ミー』だ。モーガン・スパーロック監督が身体を張ってジャンクフード漬けの1カ月をレポート。何でここまでするのか分からないが、この修行生活はいろいろな意味で「天国」に近づけるみたいだ。

スーパーサイズ・ミー

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『チェンジリング』警察の恐ろしい実話

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★★★★☆

守るものがあるというのは強い。家族だったり、権力だったり……。ただ、これらも行きすぎると、とんでもない事件を引き起こす。

『チェンジリング』は、1920年代後半にアメリカで起こった大量児童殺害事件ゴードン・ノースコット事件を背景にした不幸な実話。わが子を守ろうとする母に、威厳と権力を守ろうとする警察、この2つのせめぎ合いは事件をさらに不幸にする。

チェンジリング

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『亡国のイージス』これは無残な失敗作

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★☆☆☆☆

小説を原作にした映画というのは数え切れないほどある。一体どれほどが原作を上回る作品になるんだろうか? 失敗作を見るほど辛いものはない。

福井晴敏の同名の小説を映画化した『亡国のイージス』は、無残というよりほかない。原作が抜群に面白いエンターテイメントになっており、しかも根幹には憂国的な深いテーマが流れていたにも関わらず、まったくそれらを無にしてしまった。原作との忠実性はさておき、本当にやる気があって映画化したのか、疑いたくなる。

亡国のイージス

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『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』逆回転人生の行く先

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★★★★☆

自分が好きな映画はヒューマンドラマが多い。やっぱり映画にはさまざまな人生の生き様を描いてほしいという思いがどこかにあるのだろう。そんな好みにピンポイントで刺さる映画に出会うと、「やっぱり映画っていいなあ」と改めて思うわけだ。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、そんな自分の心を捉えてくれた。逆回転の人生を送るというまったく不思議な設定の映画なのだが、ベンジャミンの生き方になんだか感じるものがあった。人生をかたち作るのは経験なのだ、と。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

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『潜水服は蝶の夢を見る』左目だけで広がる世界

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★★★☆☆

左目の瞬きだけで一冊の本を綴った編集者がいる。彼は息子とのドライブ中に突如、脳梗塞に襲われた。奇跡的に目覚めたが、十分に動かせるのは左目だけになった。

そんな究極的に不自由な環境の中で、ジャン・ドミニク・ボビーは自らの過去を書き続けた。その自伝は著書と同名のタイトル『潜水服は蝶の夢を見る』として映画化された。左目だけの世界をたんたんと描き続けるこの映画は、無理に感動を押し付けようなことをせず、苦しくも心に響いてくる映画に仕上がっている。

潜水服は蝶の夢を見る

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『1408号室』禁断の部屋へようこそ…

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★☆☆☆☆

超常現象とか、心霊現象というのは、興味があっても実体験がないとなかなか信じられないもの。だけど、旅先のホテルで「この部屋はなんか雰囲気が嫌だな」と感じたら、素直に部屋をチェンジしてもらうのが身のためかもしれない。得体のしれない何かの逆鱗に触れたら、本当に命がないなんてことになってしまうかもしれないからだ。

『1408号室』は、そんな禁断の部屋に入り込んだホラー作家の恐怖体験を描いた映画。もちろん完全なフィクションのホラー映画だ。

1408号室

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